今年1月29日に定期運用を終了した新幹線のドクターイエロー。
名古屋市のリニア・鉄道間に6年ぶりに展示開始となりました!
展示イベントの詳細,ドクターイエローの情報,他にもディズニー,ONE PIECEの新幹線についても紹介しますね。
名古屋市の博物館でドクターイエロー展示!
名古屋市の港区のリニア・鉄道間にドクターイエローが2025年6月7日に搬入され,6月14日に一般公開されます。
※リニア・鉄道間の地図はこちら
冒頭でもお伝えしましたが、今年1月29日に定期運用を終了し,老朽化などを理由に引退となり,引退後は,舗装を手作業で塗り直す作業などJR東海浜松工場で行われ,展示に向けた整備が行われています。
リニア・鉄道間ではこれまで展示されていた0系ベースのドクターイエロー(922形)T3編成を撤去,T4編成を搬入して入れ替わる形での展示となり,会場には全国から抽選で選ばれた38人の鉄道ファンが6月7日の記念イベントに参加し,黄色の手袋をはめて車両に手を添えて10メートル先の展示場所に移動(引っ越し)されました。
移動した後は展示車両となっている100系食堂車で座席で駅弁を食べ楽しむイベントも行われました。
イベントはじめに引き継ぎ式が行われ,リニア・鉄道間の岡部仁館長が「T4と新しい思い出を作っていきたいと思います」とご挨拶をされております。
ドクターイエローとは?新幹線情報詳細
ドクターイエローの正式名称は「新幹線電気軌道総合試験車(しんかんせんでんききどうそうごうしけんしゃ)」であり,ドクターイエローは通称であります。
東海道・山陽新幹線の区間を走行する,新幹線の線路や設備,電気の状態をチェックする特別な車両であり,他には信号の動作などを細かく調べており,「新幹線のお医者さん」とも呼ばれています。
ドクターイエローの見た目が何故,黄色である理由は,主に夜間の視認性を高めるためと,営業車両との区別を分かりやすくする為であります。
ドクターイエロー(T4編成)の走る日は非公開であり,検査のタイミングに合わせて走る車両なので毎回決まった時刻表がなく,営業列車に支障しないように時速270キロで10日に1回程度しか走行せず,見られたらラッキーってことで見かけた人たちの間では「幸運の黄色い新幹線」とも呼ばれ,T4編成は2001年9月に運行を開始し,2025年1月29日に検測をもって,運行を終了しています。
しかし,2025年1月に検測運転を終了したドクターイエローが2月2日に,当たり前のように東海道新幹線を走行しています。
これはもう1本のJR西日本が保有のT5編成でこちらは2027年以降に検測を終了予定なので、それまで走行シーンが見られるということですね。
東海道新幹線にディズニーやONE PIECEなどラッピング車両が登場!
2025年2月21日〜同年9月中旬運行期間のディズニー新幹線は,ディズニーの3つの映画「アナと雪の女王」「塔の上のラプンツェル」「ピーター・パン」のキャクターが描かれた「ファンタジースプリングス」の世界観を表現した特別舗装の東海道新幹線です。
ONE PIECE新幹線は,JR西日本が運行する山陽新幹線とコラボする,「ONE PIECE✖️山陽新幹線」プロジェクトであります。
:第1編成「せとうちブルー号」2025年4月12日(土)運行開始。
:第2編成「トニートニー・チョッパー号」2025年5月28日(水)運行開始。
:第3編成「モンキー・D・ルフィ号」2025年7月2日(水)運行開始。
ディズニーやONE PIECEが使われるのはひかりやごだまが中心のようです。
まとめ
2025年6月7日に搬入,記念イベントが行われ,6月14日の一般公開が楽しみです。当日はリニア・鉄道間に多くの鉄道ファンが集結すると思います。
今回は展示イベント,ドクターイエローの情報,ディズニー,ONE PIECE新幹線についてまとめました。
今後もいろんな車両が出て活躍するのを応援していきたいですね。
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